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睡眠時無呼吸症候群
睡眠時無呼吸症候群とは
睡眠時無呼吸症候群は、大きないびきとともに、睡眠中に何度も呼吸が止まる病気です。
睡眠時無呼吸症候群の多くは、空気の通り道(気道)がふさがる、または狭くなることによって起こる「閉塞型睡眠時無呼吸症候群」です。
周りの人から寝ている時のいびきや無呼吸を指摘されている方は、睡眠時無呼吸症候群を診療する医療機関を受診しましょう。そして、ご家族などにいびきが大きい方や寝ている間に呼吸が止まる方がいたら、ぜひ受診を勧めてあげてください。
睡眠時無呼吸症候群の主な症状
睡眠時無呼吸症候群は、きちんと寝ているはずなのに、寝た気がしなかったり、日中に眠くなったりするなど、日中の活動に影響を及ぼします。
●睡眠中
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いびきをかく
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寝ている時に呼吸が止まる
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息苦しさで目覚める
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何度もトイレに起きる
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寝汗をかく
など
●日中
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日中に眠気がある
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倦怠感がある
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朝、起きると頭痛がする
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居眠りしてしまう
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集中力の低下
など
睡眠時無呼吸症候群の検査
専用の検査機器を貸出し、ご自宅で検査を行っていただきます。
鼻や指に装置を付け、そのまま眠っていただきます。
この検査により、睡眠時の呼吸やいびき、体内の酸素濃度などを確認します。
※必要に応じて、精密検査(専門医療機関で1泊して実施する検査)をご案内いたします。
睡眠時無呼吸症候群の治療「CPAP療法」
CPAP療法とは
CPAP(シーパップ)療法は、睡眠時に専用のマスクを装着し、鼻から常に空気を送り込んで気道が開いた状態を保ち、気道の閉塞を取り除く治療です。
マスクを装着して眠るため、息苦しいようなイメージを持つ方が多いのですが、とても楽に呼吸できるようになって熟睡できます。
治療効果が高く、現在では日本、アメリカ、ヨーロッパでは睡眠時無呼吸症候群の標準的な治療法となっています。
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