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COPD(慢性閉塞性肺疾患)

このような症状、ご相談ください

  • 動作時の息切れ

  • 痰が切れない

  • 慢性的な咳
     

COPDでは、以下のような症状が時間とともに進行していき、元に戻ることはないとされています。

また、喘息とCOPDとが合併することもしばしば認められ、ACOS(Asthma COPD Overlap Syndrome)と呼ばれ、最近注目されています。

馬場内科クリニック

COPDによって起こる肺の変化

COPDの肺では、空気の通り道(気道)が炎症を起こし、酸素を取り込む肺胞の壁が壊れることで、空気の出し入れがしにくくなり、酸素と二酸化炭素のガス交換がうまくできません。

馬場内科クリニック COPDの肺

COPDの検査

スパイロメーターという器械を使った呼吸機能検査を行います。
息を吸って吐いて、肺活量と、息を吐くときの空気の通りやすさを調べます。

COPDの治療

一度破壊された肺機能は元には戻りません。

そのため、症状の進行をできる限り遅らせることが重要です。

禁煙

症状悪化の引き金となるタバコの影響を取り除くために、禁煙することが治療の第一歩です。

薬物療法

薬剤により、気管支を広げ、肺の炎症を抑えます。
COPDに用いられる薬には、経口薬や吸入薬などがあります。
これらを有効に安全に用いることで、呼吸困難感を取り除き、呼吸機能の低下を遅らせます。

感染症の予防

COPDの患者さんは、細菌やウイルスに感染することにより、呼吸困難が増悪することがあります。

そのため、インフルエンザワクチンや肺炎球菌ワクチンなどの予防接種を受けて、これらの感染症の予防を心掛けることが大切です。

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